民宿Cemarの息子のジョナサンに、アロタ近郊の自然に連れて行ってもらった。砂漠からバイクで1時間ほど山の方角へ走ると、川が流れ、豊かな自然が広がっていた。
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ジョナサンは民宿の手伝いをしながら、キヌアという穀物を食品に加工する小さな工場を営んでいる。
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途中、小さな集落をいくつか発見。
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野生のリャマが川の水を飲んでいる。
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渓谷の中を散策。
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グランドキャニオンのような岩に囲まれている。
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帰りに、小さな湖の草むらで子供たちを発見。「何やってるのー!」と大声で聞いてみると、「おやつの卵とってるのー!」、と教えてくれた。鳥の卵は栄養があって美味しいから、アロタの子供たちはお腹がすくとよくここいら辺に探しに来るようだ。
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民宿のキッチン。夜は暖をとるために家族みんなで集まって夕食をとる。ぼくも家族と一緒にまぜてもらい食べさせてもらった。
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とっても優しいお父さんのセシルさん。息子のジョナサンくん(20歳)。写真には写っていないが、お母さんのマリアさんの3人がこの宿の家族だ。
お母さんはとても賢い人で、「これからは砂漠も都会も関係なく、質の高い教育を受けることが大切。息子のジョナサンにはボリビアだけでなくどこの国の人とも商売ができるように英語を学ばせたい」、と話してくれた。
そんな話の流れで、どうか夜の電気がある時間を利用して、ジョナサンの英語の家庭教師をしてください、ということになってしまった。
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ナンのようなパンをオーブンで焼いている。
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この日の夕食は野菜スープとフライドポテト、パンと目玉焼きを乗せたパスタ。
砂漠は物資が少なく、野菜や肉は超貴重品。ジャガイモやパスタといった炭水化物が一般的な食べ物だ。家族のみんなと話していて、会話の節々から、お金よりも燃料や物資、珍しい食材などに強い関心がある印象を受けた。
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