Tuesday, June 1, 2010

Chuquicamata -チュキカマタ鉱山-

ガブリエラたちとElqui谷に涙のお別れをして、カラマという北東の町にくる。ここでは、地元の人がすごいところだから是非いってみなさいというChuquicamata、世界最大の露天掘り鉱山を訪れてみた。 チュキカマタへのビジットは観光局に1日前にパスポート持参で登録をしてツアーに参加しなければならない。しかしツアー自体は無料で、チリの貧しい子供たちに1000ペソ (180円) 寄付をしてあげればいいそうだ。 チュキカマタへの訪問は、一日一回だけ許され、ガイドさんが必ずつく。最初は、鉱山に入る前にみんなで勉強会をするのだが、ぼくはいかんせん化学に弱く、化学屋の父が横にいればなあと思った。 銅の鉱石。 98%純度の銅。すごく重い。 年間銅生産量は近隣のRadomiro Tomic鉱山と合わせて約94万トン。そしてここで採れる銅の半分以上はアジア、主に中国に売られている。 チュキカマタの村。今は法律で鉱山の横には住んではいけないことになってしまい、ゴーストタウンとなってしまった。 バスで鉱山の中を見せてもらえる。 ガイドさんが、ここの鉱山は日本の高校の地理の教科書にのっているんですよ、とぼくに教えてくれた(汗) こんな大きなトラック見たことない。日本のコマツかドイツのメーカーのものらしい。最大積載重量なんと300t超。お値段は1台約3.6億円。タイヤもなんと一本40万円..。 トラックのタイヤの前で。「ねーねー、写真とってー」、と変なポーズをとっていた。子供たちがあんなにちっちゃい。 世界最大の露天掘り銅山。全然写真におさまりきらない。 採掘場の規模は、およそ長さ4km、幅3km、深さ1km。下の方に見えるあの大きなトラックが点にみえる。
あまりにすごかったので、Google Earthで見てみたらこんな感じだった。

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