ガブリエラたちとElqui谷に涙のお別れをして、カラマという北東の町にくる。ここでは、地元の人がすごいところだから是非いってみなさいというChuquicamata、世界最大の露天掘り鉱山を訪れてみた。
チュキカマタへのビジットは観光局に1日前にパスポート持参で登録をしてツアーに参加しなければならない。しかしツアー自体は無料で、チリの貧しい子供たちに1000ペソ (180円) 寄付をしてあげればいいそうだ。
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チュキカマタへの訪問は、一日一回だけ許され、ガイドさんが必ずつく。最初は、鉱山に入る前にみんなで勉強会をするのだが、ぼくはいかんせん化学に弱く、化学屋の父が横にいればなあと思った。
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銅の鉱石。
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98%純度の銅。すごく重い。
年間銅生産量は近隣のRadomiro Tomic鉱山と合わせて約94万トン。そしてここで採れる銅の半分以上はアジア、主に中国に売られている。
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チュキカマタの村。今は法律で鉱山の横には住んではいけないことになってしまい、ゴーストタウンとなってしまった。
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バスで鉱山の中を見せてもらえる。
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ガイドさんが、ここの鉱山は日本の高校の地理の教科書にのっているんですよ、とぼくに教えてくれた(汗)
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こんな大きなトラック見たことない。日本のコマツかドイツのメーカーのものらしい。最大積載重量なんと300t超。お値段は1台約3.6億円。タイヤもなんと一本40万円..。
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トラックのタイヤの前で。「ねーねー、写真とってー」、と変なポーズをとっていた。子供たちがあんなにちっちゃい。
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世界最大の露天掘り銅山。全然写真におさまりきらない。
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採掘場の規模は、およそ長さ4km、幅3km、深さ1km。下の方に見えるあの大きなトラックが点にみえる。
あまりにすごかったので、Google Earthで見てみたらこんな感じだった。
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