Friday, June 13, 2008

ウロス島の子供たち

ウロス島では朝7時半くらいになると、少し年上のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが近くの島の小さい子供たちを拾って一緒に通学してくる。


みんな毎日毎日漕いでいるからか、オール捌きは堂に入っている。


トトラのボート


学校といっても小さな小屋が一軒あるだけ。ここで6歳から8歳のグループと、9歳から12歳の二つのグループが小屋を半分ずつ使って複式学級をおこなっている 。生徒数は20人。先生二人は本土からボートで毎日1時間かけて通ってくる。


9歳から12歳の授業


6歳から8歳の授業


先生のエルサ。お母さんのような存在だ。


お下げと髪飾りは、インディヘナの女性のお洒落。ただ髪飾りを学校にたくさんつけてくると先生に怒られてしまう。




一生懸命読み書きの勉強をしている。
多くの子供たちはスペイン語よりもアイマラ語のほうが得意のようだ。


時々観光客が学校を訪ね、パンや鉛筆、飴玉などを寄付していく。
子供たちはそのお礼に、ケチュア語、アイマラ語などの歌を歌う。


休み時間


みんなトトラの上で寝転がるのが大好き。


カケッコをして楽しんでいる。
玩具や遊ぶ道具はまったくないが、子供たちはないなりに楽しむ方法をいくらでも知っている。


押し競饅頭のようなことをして遊んでいる。とにかく力が余ってしょうがない。


トトラの上は柔らかくてとっても安全。思う存分体を放りだして遊べる。


午後1時になると授業はおしまい。
1日を感謝するため、一生懸命神様にお祈りをしている。


先生が「解散」というと、みんなわーいといわんばかりにそれぞれのボートに飛び乗って帰ってゆく。



最後の日に、ぼくが岸から子供たちに手を振ると、「ユーン!また来年も遊びにきてね!」と元気な声をかえしてくれた。

Monday, June 9, 2008

ウロス島の生活

ウロス島には4日ほど滞在し、デルナべと彼の家族にお世話になった。
早朝と夕方はデルナベとネルソン(息子)の船造りや狩りにまぜてもらい、午前中から午後2時までは学校に入れてもらった。




トトラ干し


トトラ


島も家も船も全てトトラでつくってしまう。


島の長デルナベ


デルナベの長男 ネルソン


ネルソンの嫁さんドーラ。料理がとっても上手。


ネルソンの息子エメルソン




ユーン に(ジュという音がない)ガチョウのスープを食させたいと狩りへ。






ここでみんなと生活をしていると、何故か朝は5時に目が覚め、夜は8時に眠くなる。シンプルな生活は気持ちがいい。

Saturday, June 7, 2008

Los Uros

ティティカカ湖には水の上で生活をしているウル族という部族がいる。
彼らは、トトラというサトウキビのような植物を幾層にも重ねて小さな浮き島をつくり、その上で生活をしている。












アルドとイヴァン。彼らと仲良くなり、学校のある島を紹介してくれた。


学校島の長のデルナベ。船作りの名人。

ここの子供たちに会いたいから島に2-3日泊まれないかと話してみると、デルナベがうちの小屋に泊まっていいよといってくれた。

いい出会いがある時はきまって話が早い。
荷物をまとめて次の日にまた船で来ることを約束した。

Monday, June 2, 2008

Palabras en mi bolsillo

Mi compadre Carlos me dio este poema. Estoy disfrutando el poema como si estuviese saboreando las palabras. Enhorabuena hermano. Let's see where life takes us. Ithaka As you set out for Ithaka hope your road is a long one, full of adventure, full of discovery. Laistrygonians, Cyclops, angry Poseidon-don't be afraid of them: you'll never find things like that on your way as long as you keep your thoughts raised high, as long as a rare excitement stirs your spirit and your body. Laistrygonians, Cyclops, wild Poseidon-you won't encounter them unless you bring them along inside your soul, unless your soul sets them up in front of you. Hope your road is a long one. May there be many summer mornings when, with what pleasure, what joy, you enter harbors you're seeing for the first time; may you stop at Phoenician trading stations to buy fine things, mother of pearl and coral, amber and ebony, sensual perfume of every kind- as many sensual perfumes as you can; and may you visit many Egyptian cities to learn and go on learning from their scholars. Keep Ithaka always in your mind. Arriving there is what you're destined for. But don't hurry the journey at all. Better if it lasts for years, so you're old by the time you reach the island, wealthy with all you've gained on the way, not expecting Ithaka to make you rich. Ithaka gave you the marvelous journey. Without her you wouldn't have set out. She has nothing left to give you now. And if you find her poor, Ithaka won't have fooled you. Wise as you will have become, so full of experience, you'll have understood by then what these Ithakas mean. C.P.Cavafy (1863-1933)