Monday, June 21, 2010

砂漠日記⑨

この日は宿から徒歩3分の高校を訪れる。昨年できたばかりの新しい高校で、その前までは小中学校の敷地内で、勉強していたという。 朝学校を訪れてみると、校長先生が門を開けていた。「きみ、この前小中学校に遊びに行った日本からの旅人だね?こんな田舎に外国人はほとんど来ないから、もう村中が君の事を知っているよ。今日はうちの学校に遊びに来たんでしょ?どうぞ、たくさんみんなと遊んでいってください。」と挨拶してくれた。 ボリビアは初等教育が6歳からの8年間、中等教育(日本でいう高校)は4年間となっている。 アロタの高校。まだ新しい。 朝8時になると、生徒達が来はじめた。 やはり電気がないので発電機を使っている。 朝の朝礼は高校生も一緒。 高校2年生の英語の授業。 英語の動詞の活用を勉強していた。英語はスペイン語圏の人にも発音が難しいようだ。 休み時間の高校生達。みんな卒業したらどうするの?と質問すると、多くは大学へ行くお金を貯めるために、まず町へ出て働くと言っていた。 高校4年生の授業。 同じクラスの子たち。 アロタの体操着。バレーボールのチームのユニと併用している。 スペイン語の授業。 高校3年生の授業。 右は英語とコンピューターの先生。左は保健体育と音楽とスペイン語の先生。 女子の体育の授業。最初はランニングと筋トレでスタート。 ボリビアで女子の一番人気のスポーツはバレーボール。みんな小さいけどうまかった。 男子の体育は砂漠でサッカー。ラインが描かれていないので、フィールドを無限に使える。 ゴールもポストがあるだけのシンプルなもの。でもサッカーはそれだけで充分。どこでもいつでもできるから世界で最も人気のスポーツなのだろう。 お昼休みのアロタの村。子供たちはお昼ゴハンを食べに家へと帰ってゆく。 商店に行ってみると、お小遣いを持った子供たちが駄菓子を買っていた。ちなみにここは、高校で会った子のお店だった。 お昼はマリアさんがジャガイモパスタをつくっておいてくれた。やっぱり人に作ってもらうと美味しいなあ。 お昼休みは高校生選抜VS小中高の先生チーム。 お母さんが先生の幼稚園生も応援に来ていた。 お昼休みが終るともう一度みんなで整列。 午後はコンピューターの授業。だったが、途中発電するガソリンが切れてしまい、電気がなくなってしまった。残りの時間は予習になった。 高校1年生のクラスの子がボリビアのポップソングを歌ってくれた。 つづく

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