バルディビアという町に来た。この町には昨日夜遅くに不時着したので駅前の安宿に一泊。チェックアウトの前に忘れ物がないか部屋の中を確認していたら、ベッドの下に500ペソコイン(90円)を発見。神様からの贈りものに違いない。
バス停に荷物を預けて町をブラブラしていると、体中にペンキを塗った少年少女たちをたくさんみかけた。「コンセプシオンの地震に募金を募っています。どうかよろしくお願いします。」と町のいたるところで大きな声を出して活動していた。
あ、このお金はここで使いなさい、ということか、と思った。そして、気持ちもう500ペソ足して1000ペソ(180円)寄付することに。でもいっぺんにあげちゃうのもなんだから、細かくくずして町中で頑張ってる若い子達にあげにいこうと思った。
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高校と大学の学生が町中で募金活動をしていた。
ここバルディービアは被害はなかったが、ここから数時間北へのぼったチジャン、コンセプシオン、タルカワーノは今も多くの建物が崩れていて援助が必要な状況だ。
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顔中にも色々なペンキを。
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寄付ありがとうございます!と元気がいい。
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地元のこどもたち。お昼休みに。
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この日は、授業を使ってまるまる1日募金活動をしている。町の多くの人と交流をもててうれしいと話してくれた。
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「私の家族もコンセプシオンに住んでいるんです。みんな無事でよかったです。」と話す地元の大学生。
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ちゃんと届けますからね!とうれしい一声。
若い子たちと話していて、「どこの国の人ですか」、と聞かれたので「日本からだよ」と答えると、「地震の国の人だ! 」といわれた。
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