Friday, January 28, 2011

Mexico City 2

メキシコアートの魅力の一つは、豊富な色使いにある。





























死者の日の一週間前の写真。この時期になると、メキシコ全土は骸骨の人形が各家に飾られ始める。





























メキシコでは、死を面白おかしく楽しむ為にこういった骸骨のカワイイ人形を飾る。





























骸骨はスペイン語でCalavera(カラベラ)という。いつもどこかコミカルなのが特徴だ。





























このような祭壇をつくって、亡くなった人や先祖をまつるのが死者の日の習慣。





































Tolucaというメキシコシティーから車で一時間ほど離れた町を訪れる。ここではコスモビトラルという世界最大のステンドグラス植物園を見学。





























正面玄関の作品は太陽と人類がテーマの作品。





































天井は地球の海と空を表した作品。





























一番奥にあった「人間」、「男と女」をテーマにした作品。

つづく

Tuesday, January 25, 2011

Mexico City 1

メキシコシティーの家族のもとに1年と3ヶ月ぶりに戻ってきた。

玄関を入ると、入り口にミワさんがこんなカードをそえてくれていた。





























「ようこそ ジュン!ここはあなたの家よ。」 

うれしくて、涙がポロリ。

感謝です。

旅に出れるのは、帰る家があるから。


つづく

Sunday, January 23, 2011

San Cristobal de las casasの周辺の村

この日は、サンクリストバルから1時間ほど離れた教会が美しい村を訪れてみた。





























この鮮やかな色使い。メヒコに帰ってきたなあと思う。





























教会の前の市場。ガテマラの女性とは違い、シンプルな色の服に、黒い皮をスカートとしてまいている女性を多く見かけた。





























メキシコといっても、ここもガテマラと同じマヤ文明の人々が住んでいた土地。ウィピルやカラフルな織物の文化はないが、言葉や肌の色、人々の眼は似ている。





























男性の衣装。村の人たちに、あの人たちは何か特別な人なんですか?と聞くと、「彼らは私達にとって、いわゆるポリシア(警察)なの。ああやって見回りをして、村の治安を守ってるの。」と教えてくれた。





























散歩がてらに隣の村まで歩いてみることに。地図をみると、ちょうどあの山の向こうだ。


山の中で少し迷い、原住民のひとに聞くも、スペイン語が誰もわからないので村の名前と身振り手振りでなんとか到着。(出発から2時間半)この村では、男性が帽子と黒い皮のかぶりものをしていた。


























週に一度のキリスト教の儀式。

教会へ行くと、教会の中はお香がたかれ、時間を感じさせない独特の空気が漂っていた。座って、祭壇を眺めていると、村の人々がトウモロコシのお酒を飲んでいきなさいと振舞ってくれた。

Thursday, January 20, 2011

Sancristobal de las casas

ケツァルテナンゴからバスを乗り継いで、メキシコの国境へと向かう。朝の7時に出発して国境には夕方4時に着く。ここからまたバスにのってコミタンという町まで行き、コミタンで再度乗り換え、チアパス州の南の町サンクリストバル・デ・ラス・カサスへ。前回来たとき、物価が安くて町の雰囲気がとてもいいなあと思ったので、寄っていくことに。

メキシコシティーにいる家族や、アメリカ・日本の家族友人たちにここのお土産をたくさん買えた。





























サンクリストバルの町。お土産屋さんもセンスフルなお店がたくさんあって、食べもの屋も安くて美味しい店がたくさんあるので長居しても飽きない。


























かわいいおサルさんたちの人形を発見。一つがんばって値切って200円。





































トロピカルな亀のお人形さんたちも発見。この表情の豊かさに惹かれる。お店の人が、たくさん買ったら安くすると言うので、思わず大人買い。(一つ80円弱)


考えてみるとガテマラとメキシコとこんなにも近いのに、人の雰囲気も文化も全然違う。言語をとってみても、ガテマラはとてもわかりやすいはっきりとしたスペイン語を使うが、メキシコのスペイン語は独特で、癖が強い。(北へ行くともっと強い) 食べ物もガテマラはシンプルで味はわりとマイルドだが、メキシコは様々な種類のチリ(唐辛子)を使った、凝った料理が多い。


























メキシコの一つの楽しみは、ぼくの大好物のタコス。肉汁をひたしたトルティーヤに様々な種類・部位のお肉+玉ねぎ、赤カブ、キャベツ、パクチーをのせて、レモンを絞っていただく(ヨダレ)。

Tuesday, January 18, 2011

ケツァルテナンゴ5

この日は快晴だったので、適当にバスに乗って町を離れてみようと思った。ちょっとしたエクスカーション。





























こんなカラフルなバスで。





























バスの座席で一緒だったガテマラ人のおっちゃんと世間話をしていたら、ここの村の女性が着るウィピル(マヤの民族衣装)はとても美しいと教えてくれたので、それは是非と降りてみることにした。ケツァルテナンゴの町から約40分。
 




























ガテマラは、村、部族ごとに女性が着るウィピルの模様が違う。





























市場の中の女性達。活気にあふれ、ウィピルの刺繍模様、色に目を奪われる。





























市場のお肉屋さん。





























市場で買い物を済ませ帰路につく女性達。





































町で見かけたおばあさん。模様に見とれ、思わずついていってしまった。





























「Hola!(こんにちは)」と挨拶すると、恥ずかしそうにHolaと返してくれた。村の子どもたち。





























グァテマラは、世界でも稀にみる民族衣装の宝庫であるといわれている。各村・各部族独自の文様や色調、衣装の型が伝え続けられているため、その衣装を見れば、どこの村の出身かが一目でわかるという。 





































川には温泉がわきだしていて、女性達はこの温水でジャブジャブと洗濯をしていた。快晴だったので、洗濯日和。





































ガテマラのキリスト教は、土着の宗教・神様と混ざり、儀式や歌、お祈りの方法も少し違うようだ。





























丘の上に美しい墓地を見つけた。 見晴らしがよく、気持ちのいい風が吹いていた。

Saturday, January 15, 2011

ケツァルテナンゴ4

San Fransisco del altoの市場をじっくりみた後は、丘を降りて、途中みつけたおばちゃん食堂でガテマラ料理をいただいた。





























おばちゃんが、今日は鶏肉が美味しいわよと勧めてくれたので、じゃあそれくださいと注文してみた。今日もたくさん歩いたからお腹が空いた。





























お米と豆と鶏肉が葉っぱの上にのせられて渡される。これにトルティーヤが何枚かついてきて具をのっけて一緒に食べる。一食80円~100円。


ここガテマラのように、屋台や露天、市場が多い国というのは、旅人の心を助けてくれる。人混みの流れにそって歩き、彼らの息づかいや言葉を至近距離で聞き、おばちゃんが焼くその土地の鶏肉を一緒になって頬張ってみたりする。(When in Romeだ) すると、人間というのはどうしてこんなにも同じなのかという気がする。そして、同時に人間というのはどうしてこうも違うのかという気もする。

つづく

Thursday, January 13, 2011

ケツァルテナンゴ3

毎週木曜日と日曜日にSan Fransisco del altoという郊外の村で、大きな家畜市があると聞いたので足を伸ばしてみた。





























家畜市は丘の上にあって、その途中の坂も雑貨市でにぎわっていた。





























市場の入り口。さっそくピックアップトラックに競り買われた牛が積まれている。





























この人は山羊を3匹ご購入。





























この人は子牛を一頭。値段はいくらくらいだったんですか?ときくと1000Q(10000円)といっていた。





























San Fransisco del altoの家畜市。奥のほうまで人がいっぱいいて、かなり大きな市だ。





























豚と戯れる牛さん。





























なんだかこの豚、気持ちよさそうに寝ていた。





























家畜でも鳥でも、ここならなんでも手に入りそうだ。一羽20Q(200円)。





























おや、こいつはもしや。





























子猫一匹200円。





























なんと豚が渦になって寝ていた。これぞ本当の巻きチャーシュー。





























こんな人間みたいな子豚も発見。

豚をみると、いつもオーウェルのアニマルファームを思い出す。

つづく

Wednesday, January 12, 2011

ケツァルテナンゴ2

ガテマラもフットボール(サッカー)が一番人気のスポーツ。ケツァルテナンゴの町を歩いていると、サッカー場で子どもたちが目の色を変えてサッカーボールを追いかけていた。コーチにお願いして、練習を見学させてもらった。





























ガテマラは今回の南アフリカワールドカップには出場できなかった(メキシコ、ホンジュラス、アメリカが出場)。これからのガテマラのヤングプレーヤーたちは、ワールドカップ出場を夢見てサッカーに取り組んでいるのかもしれない。





























パス交換の練習。この年代で基礎をしっかりと身につけてこそ、体が大きくなってきてからそれを試合で活かすことができる。



「ヘディングするときは、目をつぶっちゃだめだよ!ボールをよく見て!」と指導しているコーチ。

現在の、北中米のサッカー状況は、資金と育成プログラムが充実したメキシコ、アメリカ、コスタリカが競い合っているが、すでに新興国のガテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグアといった国が必死になって後を追いかけていて、実力の差も縮まってきている。

いつか中米代表でガテマラが出場するのも見てみたい。

つづく

Sunday, January 9, 2011

ケツァルテナンゴ1

ケツァルテナンゴでは、宿から歩いて30分くらいの、バスターミナルの横にあるミネルバという市場で毎日のように古着をあさっていた。ここはアメリカからコンテナーで古着が運ばれてくる巨大古着マーケットだ。





































ガテマラのお土産といえばこれ。一番高級な豆を買っても500円くらい。ガテマラのコーヒーは本当に美味しい。これと同じサイズをコロンビアで4つ、ガテマラでも4つ買って日本に送った。





























たくさん古着を売っているケツァルテナンゴの有名なミネルバ市場。旅人達もチラホラみかけた。





























洋服が山済みになっている。ものにもよるが、この山はどれも5ケツァル(60円)。スリも多いので、500円ほどの小銭だけ持っていくのがミソ。





























山の奥に手を突っ込むと、色々いいものが出てきたりするときがある。まるで宝探しだ。でもダニも多いので注意。リペレントを足から胴回りにかけてたっぷりつけて行く。





































玩具もたくさん。どれも20~30円。





























ある日のお昼ご飯。ガテマラ料理の定食。厚めのトルティーヤ、チキンと米。100円。





































面白いスティッチパーカーも見つけた。100円。





























無名ブランドだけど暖かかわいいパーカー120円。





































パタゴニアのフリースもみっけた。200円。





























ニューバランスのちょっと変わった面白いサンダルスニーカー、250円。





























最初は一日だけのつもりだったが、宝探し感覚にハマッてしまい、4日連続で通ってしまった。チチカステナンゴのお土産と一緒にしたら、なんとダンボール一箱(10kg)になってしまった。日本までの送り賃はちょうど1000ケツァル(日本円で一万円)。

たまにだけど、お金を使うって、なんか気持ちがいい。

つづく