翌日は、宿の三軒坂下に緑色の屋根の小さな学校があったので訪れてみた。
朝食はパンとバナナを口につめて、宿のおじちゃんがテルマス(魔法瓶)に作りおきしてくれているあったかい黒砂糖水をいただいた。(ここいら辺の人はコーヒーに黒砂糖水をまぜて飲む。) 歯を磨いて、起きてきたおじちゃんにおはようを言って(客はぼくだけ)、外に出る。学校の前で先生に挨拶をして中に入れてもらったのが7時ちょっと過ぎ。すでに授業ははじまっていたが、門の近くにいた先生に事情を説明すると、快く中に入れてくれた。
学校名はSanta Terecita。生徒の人数は聞いても誰もわからないようで、「mucho(たくさん)」と口をそろえて言っていた。その説明のとおり、このせまい敷地の学校によくこんなに子供たちが入るなあと思うほどいっぱいいた。
朝8時過ぎ。休み時間の廊下。
クララ先生の小学3年生。
クラスは40人。それでもこの日はたくさん休んでいる子がいるとか。
子ども達に、学校では給食でるの?と聞くと、「うん、毎日おやつとお昼ご飯がでるの。」と教えてくれた。人数が多くてスプーンが足りないから子供たちは家から各自スプーンを持ってくる。「みなさん、自分のスプーンを持ってきましたねー!?」と聞くと、「Si-!(はーい)」と言って見せてくれた。
黒板の内容をノートに写している。
日本でいう中学校の生徒たち。ピエダッド先生のスペイン語の授業。ここも人数は45人と多い。ぼくが来たから、日本についての質問コーナーになってしまった。
普段はどんな遊びをしてるの?と聞くと、サッカー、それから風の強い日は凧揚げと教えてくれた。この町の子は凧が好きなようだ。
これぼくが描いたんですと持ってきてみせてくれた。
おやつの時間に食堂で。
今日のおやつはパパイヤ。子供たち全員が一口ずつ食べれるように、なんとパパイヤを10個用意する。(パパイヤはとても大きい) ほらあんたも食べなさいと、一つまみもらう。やっぱりコロンビアのフルーツは美味しいなあ。
Roxi先生の小学校2年生のクラス。
このクラスは30人ほど。最近は寒くなって風邪をひいて休む子が多いようだ。
一番好きな時間は?と聞くと、「休み時間!」とどこまでも正直だ。
わたしスパゲッティーとフリホーレス(豆)が好きなの、と教えてくれた。
クラスのみんな。
休み時間の廊下は子供たちでいっぱい。
つづく
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