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宿は数軒あったが、丘の中腹にひっそりと佇む家があり、家の外に小さく「部屋を貸します」、とかいてあった 。一目見て「いい家だなあ」、と思った。かれこれ何百と人の家や宿を泊まり歩いてきたので、そこいらへんはなんとなくわかる。
中を見させてもらうと、ゆったりとした落ち着きがあった。
光が多くさし、風通しがいい。何よりも気に入ったのは庭だ。ミントやセージ、ブドウ、グラナダ(ザクロ)、レモン、木苺の木が植わっていた。
レモン。
ブドウはひと粒いただくと、ニンマリしてしまうほど甘い。
ザクロ。 一つ食べてみなさいと宿主のガブリエラにいただく。甘酸っぱくてすごくジューシー。
ガブリエラは、一目見てあたたかい人だなあと思った。今は全然お客さんがいないから一番日当たりのいい個室を1日$5000ペソ($10)でいいわよといってくれた。フルーツは食べたいだけ食べていいし、キッチンも使っていいとすすめてくれた。素晴らしい宿を見付けてしまった。
風通しがよく、光もさす。とてもいい部屋を貸してもらえた。
飼い犬のドラコ。ぼくの部屋のドアを鼻でつついて、「遊んで」、と来る。
すごくおデブだが、とても人懐っこくて頭がいい。
ガブリエラと息子のクリストバル。二人とも冗談が大好きな明るい親子だ。
朝ご飯にはザクロとブドウを。
この村、なんだかとてもいい予感がする。
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