Tuesday, March 27, 2012

Primavera

春が近づいている。

朝起きて寝室の障子を眺めていたら、日差しをいっぱい受けていてまぶしかった。日がだんだん伸びて、障子に差し込む日差しも少しずつ強くなってきている。寒々しかった障子が、にわかにうれしいものに思えてくる。開けぱなしではまだ寒いが、かといって閉めきってばかりもいない。人の動きにあわせるかのように、開け閉めの頻繁になる時期だ。







雪が解け、サギが田んぼに餌をついばみにきている。
夜は家のすぐ裏の森からキツネか狸か何か小動物らしきものの鳴き声が聞こえる。

気がつけば、あの冬の夜のような足の悴みもない。
もう夜寝るときに湯たんぽも必要なくなった。

春眠(に限らないが)暁を覚えず、だ。

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