キトには3週間滞在し、知り合いが通うメトロポリタン・バプティスト教会という教会の、子供たちへの援助プログラムに参加させてもらう。平日は月曜日と木曜日の午後、週末は土曜日の午前中に、貧しい地区の子供たちを集めて、生活に大切な知識を教えている。(ハサミの使い方や、針の使い方、手紙の出し方、お米の炊き方など) ぼくはキリスト教ではないが、シスターも神父さんも、そんなのは関係ないからいつでも遊びにきなさいと快く入れてくれた。
貧しい地域の建物の一室を間借りして、そこに多くの子供たちが集まってくる。生活に大切なことを学ぶ以外にも、一緒に遊んだり、教会に届いた寄付品の洋服や靴をみんなにわけたり、食べ物をみんなで作って一緒に食べたりもした。
子供たちの両親はほとんどが共働きかシングルマザーで働きにでているので、家に帰っても誰もいない。
だからこういったちょっとした場所があるだけでも、子供たちには生活の大切なアクセントになっているのだと思う。
つづく
No comments:
Post a Comment