クスコ周辺の山村を旅してみた。村から村へは小さなバンで行き来できる。
山道をいくと、学校が終わった時間の2時から3時には多くの子供たちが道の脇でバンやトラックが来るのを待っていた。この時ぼくが乗っていたバンの運転手は無口なやさしそうなおじちゃんで、子供がいると毎回車をとめて乗せてあげていた。
子供たちに話をきくと、学校から家まで5~6km以上もあるという。山ではスクールバスがなく、子供たちは徒歩で通学・帰宅しなければならない。
車の中は荷物と鶏と子供でいっぱい。
子供たちが降りて小銭を運転手のおじちゃんにさしだしても、彼は首をふって一度も受け取っていなかった。子供たちもその都度、素直で気持ちのいい「Gracias」(ありがとう)をいっていた。
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