Tuesday, August 31, 2010

Children in Quito ①

キトには3週間滞在し、知り合いが通うメトロポリタン・バプティスト教会という教会の、子供たちへの援助プログラムに参加させてもらう。平日は月曜日と木曜日の午後、週末は土曜日の午前中に、貧しい地区の子供たちを集めて、生活に大切な知識を教えている。(ハサミの使い方や、針の使い方、手紙の出し方、お米の炊き方など) ぼくはキリスト教ではないが、シスターも神父さんも、そんなのは関係ないからいつでも遊びにきなさいと快く入れてくれた。
























貧しい地域の建物の一室を間借りして、そこに多くの子供たちが集まってくる。生活に大切なことを学ぶ以外にも、一緒に遊んだり、教会に届いた寄付品の洋服や靴をみんなにわけたり、食べ物をみんなで作って一緒に食べたりもした。
























子供たちの両親はほとんどが共働きかシングルマザーで働きにでているので、家に帰っても誰もいない。

























だからこういったちょっとした場所があるだけでも、子供たちには生活の大切なアクセントになっているのだと思う。


つづく

Sunday, August 29, 2010

Quito, Ecuador

エクアドルの首都、キトにくる。ここの旧市街は来るたびに治安が悪くなっていて、ベネズエラのカラカス旧市街、ブラジル・リオのファベーラ近辺、アルゼンチンのグラン・ブエノスアイレス(ブエノスアイレス郊外)、チリ・サンティアゴのメイン市場周辺、パラグアイのシウダ・デ・エステ、コロンビアのペレイラと、南米屈指の危険地域に漂う危険なにおいが、ここでもプンプンとする。

























キトで夜、外に食べに出るときは、必要なお金だけをポケットにいれて、外国人とすぐにわからないように帽子を深くかぶっていく。

Friday, August 27, 2010

Cuenca, Ecuador

少しずつ北上して、エクアドルのクエンカという町に来る。 ここは毎日晴れているのに、日中でも涼しくて過ごしやすい。空が晴れていると、気持ちも自然と晴れて、清々しい気持ちになる。 泊まった宿の窓に、かわいい花と花瓶がおいてあった。 白い花瓶に、黄色い花が挿してあるだけのシンプルな美しさ。 今までは白は色がない退屈なだけのものと思っていた。(色は色があるほうが色だと思っていた) しかし、この白の花瓶は、黄色の花を映して、その青みががかった影が窓の外の青空とつながっていた。

Copa Mundial ③

ワールドカップ最中はペルーやエクアドルの子供たちに、道端でよく「オンダ!オンダ!」といわれた。最初何をいっているかわからなかったので聞きかえすと、日本の人でしょ?ほらオンダ、フリーキック、左利き、すごいの、といわれて、ああサッカーの本田のことをいってるのね、とようやく理解する。 サッカーのユニフォーム屋さんの前を通ると(南米にはびっくりするほど多い)、大会中はよくユニホームが売れるようで、目立ったチームや有名なチームのユニホームを店の前のほうに置くとお店の人が教えてくれた。 日本は前評判が低かったからか、逆に目立ったようで、色々な店で日本のユニホームがおかれていた。 これいくらですか?と聞くと、$10といっていた。その後なにも言ってないのに何故か$7まで下がっていった。 近くの別の店。 これも違うお店。このデザイン、似てるけどなんか違うような。 お店に入ると、あの試合はどうだった、あの国のこの選手はどうだったとサッカー談義がつきない。 さすがというべきか。ここサッカー大陸南米でのワールドカップの盛り上がりはすさまじかった。

Thursday, August 26, 2010

Copa Mundial ②

道がなんだかにぎやかだったのでちょいと覘いてみると、おばちゃんたちがここいらへんでは馴染み深いワールドカップオフィシャルシールを売っていた。 ペルー、エクアドルではよくみかけたこのシール。 ワールドカップ限定の商売。でも、かなり売れていた。 こういう本を買って遊ぶ。 目標は出場国の全選手のシールを集めること。 中に何が入っているかはわからない。ビックリマンシールみたい。 隣にいた女の子のコレクションを拝借。日本ももってる?ときくと、日本もあと少しなのと見せてくれた。 この子はイタリアの全選手が集まって喜んでいた。 つづく

Tuesday, August 24, 2010

Copa Mundial ①

かなり昔のように思えるワールドカップも、ここ南米大陸ではすごい盛り上がりをみせていた。リマのPlaza de Armas(メインプラザ)では自国が出場しているわけでもないのに、たくさんの人が観戦しに来ていた。 ステージが用意され、タレントさんたちがたくさん来ていた。コカコーラ主催。 フランス人サポーターさん。 フェイスペインティング。 野良犬もフランスサポーターにされていた。 つづく

Sunday, August 22, 2010

Lima

クスコからペルーの首都、リマへと来る。 リマの町は毎日曇っていてドンヨリ。こういうところにいると気持ちもションボリしてしまいそうなので、美味しいチャーハンとセビッチェを食べて元気を養う。 町をぶらぶらと歩いていてふと気がついたのだが、旅に出て3年と少しが経っていた。 あれ、もうそんなに経つのか、と思った。 ちなみに、関係ないが、フォーレスト・ガンプは3年2ヶ月と14日、北アメリカを走って横断している。

Wednesday, August 18, 2010

ペルーの山の子供たち

クスコ周辺の山村を旅してみた。村から村へは小さなバンで行き来できる。 山道をいくと、学校が終わった時間の2時から3時には多くの子供たちが道の脇でバンやトラックが来るのを待っていた。この時ぼくが乗っていたバンの運転手は無口なやさしそうなおじちゃんで、子供がいると毎回車をとめて乗せてあげていた。 子供たちに話をきくと、学校から家まで5~6km以上もあるという。山ではスクールバスがなく、子供たちは徒歩で通学・帰宅しなければならない。 車の中は荷物と鶏と子供でいっぱい。 子供たちが降りて小銭を運転手のおじちゃんにさしだしても、彼は首をふって一度も受け取っていなかった。子供たちもその都度、素直で気持ちのいい「Gracias」(ありがとう)をいっていた。

Monday, August 16, 2010

クイクイネー

地元の人に勧められて訪れたグルメフェスティバル。 ここで名物のクイが食べれると聞いて、はじめて挑戦してみようと思った。 ペルーでも豚足を食べる。 地元の人でにぎわっている。クイはどこだろう。 少しあるいて、奥のほうでまるまるとしたおばちゃんとゲッソリとしたクイたちを発見。 コンガリ山盛り。 生前のクイ。食べる前はこんなにかわいい。 食べ物、というより死骸という感じだ。 手を合わせていただきますではなく、ご愁傷様ですと合掌していただく。 おばちゃんに一匹はいらない、と言ったら8ソル($3しないくらい)で半分だそうだ。一匹は16ソル($5弱)レストランで食べると30ソル~40ソル($10~$13)くらいしてしまう。クイはペルーでは高級食材だ。 上半身がいいか、下半身がいいかと聞かれ、目を合わせながら食べるのは申し訳なかったので下半身をいただくことに。 隣の人とクイ。 皮がカチンコチンに固くて、脂が多く、わりとお肉が少ない。香草のようなものでクサミをとるために焼いているのでやや薬草の味がした。 クイのピザもあった。

Sunday, August 15, 2010

Peruvian textiles

この日は、ペルーの織物を織るところを見学。 細かい模様は、絵も何も見ないで頭の中だけで織っていく。 少し大きめのサイズは数週間かかるという。 一日中座って仕事をしているので目と腰が痛いといっていた。 目の前で丁寧につくられているものをみると、どうしても欲しくなってしまう。

Friday, August 13, 2010

Festival in Cuzco 3

Corpus Cristiというお祭の続き。 途中別の神輿を見つけたので、そっちのほうを見にきてみた。 そしてナイスなおじいちゃんたちも発見。 このお祭では毎年参加してラッパを吹くんだと教えてくれた。 このおじいちゃんも。もう一人のおじいちゃんとはもう30年も一緒にこのお祭に参加しているそうだ。 衣装が素晴らしい。 神輿を乗せる台を担ぐのは、地元の子供たちの役割。 こっちの神輿もすごく重そう。 体をクルクルと回転させる踊り。 細かい刺繍の美しさ。 こちらは女性の踊り。 こちらもクルクルと軽快にまわっている。 最後は町の中心のカテドラルへと運ばれていく。 すごい人。浅草の三社祭を思い出した。