先生に許可をもらい、学校の中をじっくり散歩させてもらった。
ここはぼくの小学校3年生のクラス。確か、ミセス・ミスという面白い名前の先生が担任だった。なつかしすぎて、涙が出そうだった。
音楽のクラス。これはぼくの知らない、新しい教室だ。
ぼくの5年生のクラス。ミセス・ホフマンという、怒ると怖いおばあちゃん先生が担任だった。
ここは、新しい建物の異文化理解のクラス。
ラテンアメリカの国々の旗、歴史が紹介されている。
ソニア先生のスペイン語のクラス。先生に自己紹介をして、ぼくがちょうど中南米を旅してきたという話をしたら、是非一時間みていってくださいと入れてくれた。スペイン語は北アメリカで最も人気の第二外国語。
質問を先生が出して、ボールをキャッチした子が質問をスペイン語で答える。
ボールが来る前に考えておかなければならない。会話のトレーニングになる。
みんな自分の席につき、今度はプロジェクターを使った授業。
天候にかかわる言葉を学んでいる。
このプロジェクターは、マックのソフトと連動していて、特別な棒で触れると、プロジェクターに描けたり、映っているものから選べたりする。昔ながらのやり方に加え、新しい学び方も、子供たちの刺激になっていいと思う。
ソニア先生の授業に引き込まれている子供たち。一生懸命質問に答えようとしている。
次々とテンポよく、プロジェクターの問題をといてゆく。
いくつかの言葉を選んで、スペイン語の文章をつくる練習。他のクラスでは英語、フランス語、日本語などのソフトも使われている。
授業の後半、クラスのみんなやソニア先生とたくさんおしゃべりをしたあと、チャイムがなって、少し長い休み時間になった。生徒達が、「ソニア先生も、Junも外で遊びましょう?」とぼくの手を引っ張った。
ぼくはみんなと早足で、あのなつかしの校庭へと出てみることにした。
つづく
No comments:
Post a Comment