Saturday, May 28, 2011

Rugby Circle①

小中高を訪れて、残されたタスクはBloomfield Hillsという地区にある昔住んでいた家を訪れること。ドクター・ラングの家から、車で約30分。

















この道、学校へ通うために何千回って通ったTelegraphという道。あの頃からなにも変わっていない。

















20年ぶりに訪れるのってどんな気持ち?と聞くミセス・ラング。

















Franklin Rdと Hickory Groveの道へと来る。ぼくの家はもうここのすぐ近くだ。

















もう何年も来てないので、みんなうる覚え。ドクター・ラングもゆっくり運転してくれた。

















あそこだ。Rugby Circleという道が見えてきた。
























この木、ぼくがいる頃からずっとここにある。とってもうれしい。

















Rugby Circleというのは、ここの住宅エリアは上からみると、ラグビーボールのように楕円になっていているから。

ぼくが住んでいた家は、まだあるだろうか。

つづく

Thursday, May 26, 2011

ローストビーフサンドイッチ屋さん

この日のお昼は地元で人気のロースビーフサンドイッチ屋さんへ。

















ここのローストビーフサンドイッチは、スーパージャイガンティックだぞと忠告するドクター・ラング。最近、自分がアメリカンサイズになるのが恐ろしく、よかったらサンドイッチ一つを三人でわけましょうと提案してみる。すると、「最初っからそのつもりだよ」と。いったいどんなサイズでしょう。

















Bread Basket Deli

















キャベツスープ。薄いケチャップの味がして、あまり美味しくなかった。でも残すが嫌いなので、がんばって全部いただいた。

















この三つに分けられたサンドイッチ+コールスローとピクルスでなんと一人前。オーマイガ。



お肉が食べれるのは、まだまだ元気な証拠です。


確かに肉厚でおいしい。野菜やソースといった余計なものはいっさい入っていないのもたまにはいい。

Monday, May 23, 2011

Way Elementary③

長い休憩時間に、小学生の頃に毎日のように遊んだ校庭に子供たちと出てみた。見渡すと、所々にあるジャングルジムや、バスケットのリムなどは新しいものだったが、校庭の位置や形は、子供のころのまんまだった。

















よく遊んだ、バスケットコート。
























小学生の時はとても高かったバスケットのリムも、大人になってあらためてみてみると小さかった。

















新しい雲梯①(←うんていって名前なつかしい!)

















雲梯②

















雲梯③



















少し変わってる雲梯④

















最近は、こういった変わったものも。

















スーパーマリオに出てきそうな、ジャングルジム。大人も遊びたくなる。

















校庭の奥には、林があって、ぼくたちはボールが中へ入ってしまうと、いつも怖がっていた。



















ハンドボールのような手でゴールに入れるゲームをしていた。








これはアメリカン・インディアンのスポーツ。ボールをどっちの方向からでもいいから、一周させたら勝ちというゲーム。たくさんのテクニックがある。ぼくも子供のころによく遊んだ。



















ブランコはやっぱり定番の楽しさ。



















走りながら、ボールをパスしている子供たち。地味な遊びでも、子供は楽しめちゃう。



















男の子は今も、バスケ、アメフト、サッカー、野球が人気スポーツ。最近は、ワールドカップの影響で、子供の達のサッカー人気があがってきているようだ。

















この子はどこか痛いのか。一生懸命泣いていた。こういう時こそ、先生に聞いてもらいたい。



















ぼくも一緒に走ってみたが、すぐに疲れてしまった。子供ってなんて元気なんだろう。



















もうあれから25年がたったんだなあ、と思った。

今回デトロイトに来て感じたこと、それはぼくがこの土地、この学校、そしてここにいる人々に育ててもらったんだんなあということだった。今まで、根無し草のような感覚で、過去の自分の残像がなんとなくぼやけていたけど、自分の生きてきた場所にこうやって来てみると、ぼくにだってそれなりの故郷があるじゃないか、と思えて心がほっとした。

人は誰だって、必ず過去の自分と出会える場所がある。

つづく

Friday, May 20, 2011

Way Elementary②

先生に許可をもらい、学校の中をじっくり散歩させてもらった。

















ここはぼくの小学校3年生のクラス。確か、ミセス・ミスという面白い名前の先生が担任だった。なつかしすぎて、涙が出そうだった。

















音楽のクラス。これはぼくの知らない、新しい教室だ。

















ぼくの5年生のクラス。ミセス・ホフマンという、怒ると怖いおばあちゃん先生が担任だった。


















ここは、新しい建物の異文化理解のクラス。

















ラテンアメリカの国々の旗、歴史が紹介されている。

















ソニア先生のスペイン語のクラス。先生に自己紹介をして、ぼくがちょうど中南米を旅してきたという話をしたら、是非一時間みていってくださいと入れてくれた。スペイン語は北アメリカで最も人気の第二外国語。

















質問を先生が出して、ボールをキャッチした子が質問をスペイン語で答える。

















ボールが来る前に考えておかなければならない。会話のトレーニングになる。

















みんな自分の席につき、今度はプロジェクターを使った授業。

















天候にかかわる言葉を学んでいる。

このプロジェクターは、マックのソフトと連動していて、特別な棒で触れると、プロジェクターに描けたり、映っているものから選べたりする。昔ながらのやり方に加え、新しい学び方も、子供たちの刺激になっていいと思う。

















ソニア先生の授業に引き込まれている子供たち。一生懸命質問に答えようとしている。

















次々とテンポよく、プロジェクターの問題をといてゆく。

















いくつかの言葉を選んで、スペイン語の文章をつくる練習。他のクラスでは英語、フランス語、日本語などのソフトも使われている。

















授業の後半、クラスのみんなやソニア先生とたくさんおしゃべりをしたあと、チャイムがなって、少し長い休み時間になった。生徒達が、「ソニア先生も、Junも外で遊びましょう?」とぼくの手を引っ張った。

ぼくはみんなと早足で、あのなつかしの校庭へと出てみることにした。

つづく

Wednesday, May 18, 2011

Way Elementary①

アップノースから戻った次の日、ぼくの小学校、Way Elementaryを訪れてみた。

















小学校の正面玄関。イメージしていたより、ずっと小さい。

















ここからみんな学校へ入っていった。

















そうそう。廊下にこうやって自分の荷物をかけていたんだった。ぼくはあの頃姉が使っていたジャンスポのお古のリュックをもらって学校に通っていた。

















いい言葉のポスター。いつまでも不思議を失ってはいけない。

















今日のランチメニューが出ていた。ずいぶん昔よりも栄養に配慮されていて、野菜とフルーツを食べている。昔はハンバーガーや、チキンナゲット、スラッピージョーといったジャンキーな食べものが多かった。



















なつかしの図書館。そういえば最初は英語がまったくわからなかったので、普通の授業は受けず外国人向けの英語のレッスンをここで受けていた。

















 ミシガン州は五大湖に囲まれている、水の豊かな州。みんなこうやって色塗りをして地理を覚えた。



















朝の朝礼からお邪魔させてもらった。

あの頃の自分が、まるでそこにいるようだ。

つづく