メキシコのオリンピックスタジアムに日本武道館がやってきた。美和ちゃん(娘さん)の小学校の恩師が武道をしていて、日本からこのプログラムに参加するということなので、みんなで訪れることになった。
「Nippon Budokan-日墨400周年記念 武道エグジビション2010-」
日本で武道団体として正式に登録しているグループによるエグジビション。最初は弓道。いつもワイワイ賑やかなメキシコ人も、弓を引いている時は自然と静かになっていた。
68年メキシコオリンピックに使われたスタジアム。それにしてもすごい人。
美和さんとロヘリオ(とその家族)。ロヘリオは昔Tlaxcalaでお世話になった。→こちらと→こちら②
見にきていたメキシコ人が一番驚いていたのが相撲。力士はただ太っているだけではなく、体も柔らかい。
四股を踏む力士たち。すごい迫力にみんな拍手を送っていた。
テレビでは見れるが、生の力士や相撲はなかなか見ることができない。これは確かにメキシコ人にとっても新鮮な体験だと思う。
こんな日本フリークたちを発見。話を聞くと、彼らは居合道のファンだとか。
注目を集めていた合気道。
合気道には試合というものはなく、組手だけが実戦に近いものだという。
横にいるメキシコ人が、「合気」の説明を冊子で読んで、素晴らしい哲学だと感動していた。
一番人気だったのが柔道。メキシコでも空手とテコンドーの次に習われている武道だとか。
子どもたちへのレッスンも実演。お父さんお母さんが興奮していた。
この他にも、剣道、空手、柔術、居合道、などのデモンストレーションがあった。日本の文化が、こんなところにまで届いている。
つづく
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