海沿いの能登ひかりはバインダーで借り倒してそれを田んぼの外へ運んで稲架(はざ)にかけた。この運ぶ作業がかなりの重労働。暑い中汗を流して作るお米は、できあがったときにおいしさが何倍も違うからとても不思議だ。
一番奥の方のお米が能登ひかり。少し丸くて短い。手前がコシヒカリ。少し長細い。味はみなコシヒカリのほうがおいしいというが、新米は能登ひかりもとてもおいしい。
こちらもコシヒカリ。コシヒカリはバインダー(手押しの稲刈り機)ではなく、コンバイン(自動的に刈って、稲穂からお米をとって袋に詰めてくれる)で一気に狩り上げてしまう。ただコンバインは少しでも朝露がついていたりすると詰まってしまったり、下がぬかるんでいると、はまってしまったりと色々と難しい部分もある。
なお、能登ひかりの方は稲架掛けして一週間ほどほして水分を飛ばすので、そのあとの乾燥という工程がなく、そのあとモミ殻をとればそれで玄米のコメの状態になるが、コンバインの場合刈って袋に詰めると、水分がたっぷり含まれているので、その日のうちに乾燥機にかけないと湿気からお米が焼けてしまうらしいので(蒸れてダメになるという意味だと思う)刈ったあとはすぐに何十袋も乾燥機にもっていかないといけない。
ちなみにうちには乾燥機や自動脱穀機がないので、親戚のクニちゃんのおじちゃんのところへ持っていて乾燥してもらっている。刈ってからは時間とのたたかいだ。
今年もいい感じに粒がなっている。
美味しいお米がたくさんとれますように。
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