Thursday, January 7, 2010
アルゼンチンの田舎の学校~ミシオネスの子供たち~
ウルグアイからバスで北上して、アルゼンチンの北の州、ミシオネスに来た。ここはアルゼンチン一貧しい州として知られ、国内ではあまりいいイメージを持たれていないが、実際に訪れてみると大きな自然に囲まれ、物価が安く、人がやさしいので気に入って長居してしまった。
サンイグナシオという町からローカルバスで30分ほど。周辺の小さな村を訪れてみた。ぶらぶら歩いていると一つの小さな小学校を見つけた。白衣を着たおじちゃん先生のハビエル先生に挨拶をして、ぼくも学校のみんなとまぜてもらえないでしょうかときいてみると、まったく疑う感じもなく、どーぞどーぞとみんなの中に入れてくれた。
左奥のハビエル先生。みんなみたこともない外国人が急に来たので目が丸くなっていた。
一時間目の授業にお邪魔した。
最初の授業は割り算の練習。
みんなとってもいい笑顔。3年生の子供たち。
ほら!頭に角がはえてるよ!早く撮って!とせかされている。
ハビエル先生。にこやかな笑顔から彼の人柄がにじみでている。
女の子は恥ずかしがっていてなかなか写真を撮らせてもらえない。
みんなお昼休みになると庭に飛び出て友達と遊ぶのが何よりの楽しみ。
庭にはたくさんの野菜が植えられていた。育った野菜を家族に配ったり、みんなで食べたりするそうだ。
休み時間に漫画を読んでいる子供もいた。学校に置いてある漫画だそうだ。
学校の廊下。休み時間にて。
やっぱり一番人気はフットボール(サッカー)。でもボールが一つしかないので学年で順番を決めてみんなで遊んでいる。でもどうしてもサッカーがやりたい子はペットボトルのキャップや木の実を蹴って遊んでいた。
切れて一本のゴムになってしまった自転車のタイヤを綱引きのようにして引っ張りあいっこしている。
だいぶ走りまわって喉が渇いたので水をゴクゴク水道から。
目立ちたがり屋の子は一生懸命なにかしらパーフォーマンスを見せてくれる。
ドラム缶の乗り物に乗って遊ぶ子供。
子供のオモチャはここいら変では売っていないので、みんな壊れたゴムやタイヤなど面白そうなガラクタを拾ってきて遊んでいる。
社会の授業。5年生。
落書きだらけの勉強机。日本の小学校にはこういう机は残っているだろうか?
スペイン語の時間。大きな声でみんなの前で教科書を朗読している。
1日の授業が終った。みんな家もすぐ近くで、毎日学校から帰っても一緒に遊ぶそうだ。
ベルが鳴って授業が全て終ると、全員校庭へ出て整列。先生の言葉とお祈りをして帰る。
みんなの前で挨拶をして(すごく緊張)、楽しかったことと感謝の気持ちを伝えると、みんなが「また遊びに来てね!!!」と手を振ってくれた。
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