メリダの州立学校を訪れてみた。ここでケニヤ先生という先生に出会い、いろいろと話していたら先生の授業に入れてくれた。ケニヤ先生は旦那さんの仕事の関係でスペインに数年住んでいたらしく、その時にスペイン語訳された日本の文学に出会い、日本に多くの興味をもったようだ。教室に入るなり、4年生のみんなに「今日は日本からのお客さんよー!」と元気よく紹介してくれた。
この日は「ベネズエラの自然」についてのグループワークだった。
ケニヤ先生は生徒が集中するよう教室をまわってグループワークの状況を確認。
恥ずかしがりやの生徒には自信をもってと励ましていた。
お客さんがいるから今日はみんないつもと違うわねと先生がみんなをひやかしていた。
どこの国でも、生徒が集中して取り組んでいる授業というのはみていて気持ちがいい。
教科書はなんとこれ一冊のみ。算数も社会もスペイン語も理科も全科目がこの本にまとめられている。内容が薄すぎてこれだけでは足りないようだ。
なお教科書は子供たちの分はなく、先生が一冊もっているだけ。コピー代も学校から出ないので、先生が自腹でみんなの分を出さないといけないと嘆いていた。
グループの代表が前に出て発表をする。みんな大きな声で発表できていた。
家に帰ったらなにするの?と聞いたら、友達と山へ行って遊ぶの!と元気のいい一声。
みんなが授業中に描いてくれた記念のお土産。(裏にみんなのサイン入り)メリダの山にベネズエラの国旗と日本の国旗が描かれている。こんなうれしいお土産はない。
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