ベネズエラ第二の都市マラカイボ。湖の横にある商業都市で、町の真ん中にとても大きな市場がある。この町では"Fundacíon Niños Del Sol"という学校にお邪魔させてもらった。 ここの学校は市が運営する学校で、主に午前中か午後に働く子供たちが通う、小学校1年生から6年生までの特殊学校である。(午前中に働く子供は午後に授業を受け、午後に働く子は午前中に授業を受ける)年齢は18歳をこえていなければ原則として入学できるそうだ。
学校の正面。市場のすぐ近くにある。
子供たちは学校で学びたければ、18歳を過ぎていなければ何歳からでも通える。ただ最初の数ヶ月はカウンセリング、個人授業などを受けてから入学が許可されるそうだ。
子供たちには無料で給食が出される。
スペイン語とワユウナイキというインディヘナの言葉を学んでいる。
みな年齢はバラバラだが、とても仲良し。学校に来ると、計算が早くできるようになったり、仕事の情報を友達と交換できるので楽しいという。
授業が終ると給食を食べて、制服を着替え、それぞれの職場へと向かっていく。多くの子供たちはスーパーの袋詰めでチップをもらって家計を助けている。
彼女(右)は家の掃除と子守の仕事をしている。
この子は家の商売のお手伝いを。
子供たちと話してみると、話題もほかの学校とは少し違う。「日本の子供たちはぼくたちみたいに働くの?」、「日本で働くと1日いくらくらい稼げるの?」といった質問をしてくる。
この子たちは午前中に勉強を終え、午後から夜の8時まで働くそうだ。
勉強と仕事の両立は大変だが、毎日が充実しているとみんな笑顔をみせてくれた。
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