町をドライブしたあとは、ここいらではおなじみのFranklin Cider Millを訪れた。
ミシガンはリンゴがたくさん採れるので、アップルサイダー(サイダーと呼ばれているが炭酸は入っていない普通のアップルジュース)やアップルパイを作り、ここで販売している。昔、母やミセス・ラングによくつれて来てもらった。
外にはちょっとした販売所もある。
中は全然変わってなかった。
ここのアップルサイダーは、小学生の頃から飲んでいる懐かしのドリンク。100%オーガニックで、防腐剤も入っていないので、冷蔵庫に入れていても3~4日で酸っぱくなってしまう。( 最近はこのようなちゃんと腐ってくれる食べ物が少ない) 本物の食べ物を作って売っているところが、とても貴重に思えてくる。
ちなみに、ここはドーナッツもヤミーだ。
つづく
Wednesday, March 30, 2011
Monday, March 28, 2011
Drive around
20年ぶりに、デトロイトの町をドライブ。
デトロイトは、Motownと呼ばれている自動車産業で盛んな町。ただ、最近はGMの破綻や、国内の需要が冷え込んでいることから、多くの工場が閉鎖され、若者達も他州に仕事を求め、人口が激減してしまった。ドクターラングが、車を走らせ、その様子を説明してくれた。
車を走らせていると、多くの住宅が「For Sale」と売りに出されていた。
事務所も空きが目立ち、For Rentの看板を多くみかけた。ぼくが小学生の時は、ちょうど日米貿易摩擦があった時期だったが、まだ経済はここまで悪くなかったように思う。
ここは少しお金持ちのエリア。お城のような家が建っている。最近は、アラブ人たちが多く移民し、大きな家族で親戚と一緒にビジネスをしている人が多い。アメリカ人が他州へいなくなり、外国人が多くなるというのが、どこか寂しいと二人は話していた。
アメリカの家は庭が大きい。子供のサッカー場がゆうにとれてしまう。
ミセスラングが、「こんな大きな家でも、住んでるのはせいぜい2~3人なのよ。本当にアメリカ人ってバカよ!」と怒っていた。
確かに、こんな大きな家だとお掃除大変だろうなあ。
つづく
デトロイトは、Motownと呼ばれている自動車産業で盛んな町。ただ、最近はGMの破綻や、国内の需要が冷え込んでいることから、多くの工場が閉鎖され、若者達も他州に仕事を求め、人口が激減してしまった。ドクターラングが、車を走らせ、その様子を説明してくれた。
車を走らせていると、多くの住宅が「For Sale」と売りに出されていた。
事務所も空きが目立ち、For Rentの看板を多くみかけた。ぼくが小学生の時は、ちょうど日米貿易摩擦があった時期だったが、まだ経済はここまで悪くなかったように思う。
ここは少しお金持ちのエリア。お城のような家が建っている。最近は、アラブ人たちが多く移民し、大きな家族で親戚と一緒にビジネスをしている人が多い。アメリカ人が他州へいなくなり、外国人が多くなるというのが、どこか寂しいと二人は話していた。
アメリカの家は庭が大きい。子供のサッカー場がゆうにとれてしまう。
ミセスラングが、「こんな大きな家でも、住んでるのはせいぜい2~3人なのよ。本当にアメリカ人ってバカよ!」と怒っていた。
確かに、こんな大きな家だとお掃除大変だろうなあ。
つづく
Friday, March 25, 2011
Dr/Mrs Lang
ドクターラングとミセスラングの家は、ぼくが小学校、中学校のころと何もかわっていない。子供の頃にかいだ匂いもそのままだ。まるで、時計の時間があの頃のままのような、そんな静かな不思議があった。
家の玄関にて。
アベニューというレストランで朝食をとった。ここは二人の行きつけの店。地元の客であふれていた。
アメリカにいると朝はスクランブルエッグやトーストなどヘビーなものが多い。ぼくはミセスラングと一緒に、懐かしのオートミールを注文。朝から昔話や、今のアメリカについて話した。
クリントイーストウッドのように渋いドクターラング。頭もよくて、やさしくて、運動神経もいい(昔はマラソンをやっていた)。最近は右足が痛むようで、びっこを引いているが、週に三回YMCAで水泳をして体を動かしている。
二人にはジューリーという娘さんがいて、今は結婚していてロサンゼルスに住んでいる。ジューリーには二人の子供がいて、上は 中学生、下が小学校低学年。ドクターラング達は年に2、3回ロスの方に遊びに行くのが大の楽しみだ。ただ年をとってきたのでいつまで行けるかなあ、とつぶやいていた。
この席で毎週木曜日に、夜中まで英語や社会、歴史の勉強を教えてくれた。手を抜くと、すぐに叱られ、ちゃんとやるとご褒美にカルピスのジュースをくれた。
ミセスラングは昔から美術品やガラクタを地下室とピアノの部屋に溜め込むのが癖で、今でも友人から面白い壁紙をもらったといっては家に持ってくる。ドクターラングが「本当にそれ使うの?」と聞くと、「Shush! (おだまり!)」とピシャリ。このやり取りも20年前から変わっていない。
この木も昔からここにあった。
つづく
家の玄関にて。
アベニューというレストランで朝食をとった。ここは二人の行きつけの店。地元の客であふれていた。
アメリカにいると朝はスクランブルエッグやトーストなどヘビーなものが多い。ぼくはミセスラングと一緒に、懐かしのオートミールを注文。朝から昔話や、今のアメリカについて話した。
クリントイーストウッドのように渋いドクターラング。頭もよくて、やさしくて、運動神経もいい(昔はマラソンをやっていた)。最近は右足が痛むようで、びっこを引いているが、週に三回YMCAで水泳をして体を動かしている。
二人にはジューリーという娘さんがいて、今は結婚していてロサンゼルスに住んでいる。ジューリーには二人の子供がいて、上は 中学生、下が小学校低学年。ドクターラング達は年に2、3回ロスの方に遊びに行くのが大の楽しみだ。ただ年をとってきたのでいつまで行けるかなあ、とつぶやいていた。
この席で毎週木曜日に、夜中まで英語や社会、歴史の勉強を教えてくれた。手を抜くと、すぐに叱られ、ちゃんとやるとご褒美にカルピスのジュースをくれた。
ミセスラングは昔から美術品やガラクタを地下室とピアノの部屋に溜め込むのが癖で、今でも友人から面白い壁紙をもらったといっては家に持ってくる。ドクターラングが「本当にそれ使うの?」と聞くと、「Shush! (おだまり!)」とピシャリ。このやり取りも20年前から変わっていない。
この木も昔からここにあった。
つづく
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