Friday, December 19, 2008

Señora Rita and Señor Adonay

ユカタン半島のメリダという町では、美和さんのとても親しい友人のリタさんとアドナイさんの家にお世話になった。(一週間ほど) 二人とも70歳をこえていたし、アドナイさんは心臓の病気をされて家で療養生活を送っていたので、最初は本当にお邪魔になってもいいのだろうかと思った。しかし二人ともとても元気で、よく話し、よく笑い、泊まっていきなさいと何度も言ってくれたので、泊めてもらうことになった。
アドナイさんはユカタン半島では著名な歴史学者。政府からいくつもの勲章ももらっているような人だそうだ。そんな偉い人だが、気難しさや堅さは微塵も感じさせず、変な冗談を言っては、「オッヒョッヒョッヒョ」と子供のような無邪気な顔をして笑うような人である。
リタさんは小さくて可愛らしいおばあちゃんで、花と音楽とコーヒーとクッキーが大好き。 いつも冗談を言って「ケッケッケ」と魔女のように笑うので、二人が笑うとまるでお化け屋敷。ぼくも妙なおかしさにつられていつも笑わされていた。
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毎日寝る前に2時間以上は3人で色々な話をした。人生のことや、二人の過去の思い出、本当に色々とあった彼らの人生を、物語を読むように聞かせてもらった。
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リタさん、アドナイさん、本当にお世話になりました。また会いに行くので、その時までお体に気をつけてお元気で。

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