サンパウロから南に位置するサンタカタリーナ州の首都フロリアナポリスへ。
(バスで12時間)
早朝に着き、町からさらにバスで1時間かけて小さな浜辺の村を訪れてみた。
海辺では犬が水浴びをしていて、その近くで漁師たちが網をほどいていた。
宿へ行くとドイツ人のカップルのクリスとエレーナと出会った。客はぼくたち三人だけ。
朝食を済ませて本棚の本を眺めていると、二人がニコニコした顔で不思議な話を持ちかけてきた。
エレーナ「ジュン、向こうの丘を越えた浜辺にお金がたくさん落ちているらしいの。
一緒に拾いにいかない?」
ぼく 「お金?!もちろん!」
リュックに水とクッキーとジャムパンをつめて三人で歩きはじめると、曇っていた空が少しずつ解けて青空が広がってきた。
2時間ほど歩き、丘を越えたビーチについて、エレーナがキョロキョロしはじめた。
エレーナ「あ!あった!これこれ!」
ぼく 「??これなに?」
クリス 「これsand dollarっていうんだ。ブラジルの海ではたまにみかけるよ。
一枚1ドルとして何ドル拾えるか競争ね」
クリス「ぼくたちお金持ちだ!」
エレーナ「バンザーイ!!」
二人とも子供のような顔をして喜んでいた。
エレーナ「バンザーイ!!」
二人とも子供のような顔をして喜んでいた。
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