ピラポという日本人移住者の村があると聞き、土曜日に訪れてみた。
エンカルナシオンからバスで約1時間半。途中からバスがなく(南米の田舎はいつバスが来るかよくわからないので)通りすがりの農家の人のトラックで村まで送ってもらった。あそこの人たちは本当に気持ちのいい人が多いよ、とホテルの人が言っていたがその通りだと思った。
パラグアイのバス
ピラポ
村といっても道があって、まばらに農家がみえるだけで、どこに日本人がいるのか検討もつかなかった。もっと詳しく聞いておくべきだったかなあ、まいったなあと思いながら歩いていると、建物のほうからなにやら子供たちの声が聞こえてきた。しかもスペイン語じゃない。もしやと思い近寄ってみると、なんと日本人の幼稚園を発見。
みんな、ピラポで生まれた3世、4世の子供たち
読書の時間
先生に、「なんだかこの子に似てませんか?」と言われた。
見事なマルコメだ。
あっちの方に小学校と中学校があるので是非行ってみてくださいと促され、さっそく訪問。
門の辺りで、先生らしき人に暑いから中でお茶でもどうぞと手招きされ、あれよあれよと職員室へ。
中で校長先生と挨拶をかわし、冷たーい麦茶をいただきながら世間話をしていると自分がパラグアイにいることをすっかり忘れていた。
まるで日本の田舎の小学校にいるような不思議な感じがした。
日本語学校の授業は土曜日のみ。土曜日に来て本当によかった。
南米唯一の土俵。
校内
笑顔のたえない工藤校長
運動会の準備
運動会の練習
パラグアイ人もここで何人か学んでいる。
パラグアイの学校だけでは満足できない親が、日本の躾教育に魅力を感じ、通わせているようだ。
学校が終わり、先生達に挨拶をして、もう少しピラポを見たいと思い辺りをブラブラしていると、工藤校長と校長の旦那さんが「うちに遊びにくる?」と車越しに誘ってくれた。
ピラポではなんだかいい出会いがあるなあと思った。
つづく
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