この日はサチのお姉さんが住む中島で、お熊甲祭りがあったので行ってみた。
なにげに国指定重要無形民俗文化財と大切な行事だった。
ゆーっくりなチーン・ドーンという太鼓と鐘のリズムを聞いて、これは日本じゃないなあと思う。
気になって地元の人に来てみたら、やはり韓国から来たお祭りだそうだ。
子どもたちは天狗が怖い。みんな泣いて逃げていた。
ちびっこ天狗もみつけた。
前に韓国へ行ったときに、このような色調のお寺や城をたくさんみかけた。
大きな神輿を若い人たちで担ぎ、何度も神社の前でゆする。
平日木曜日でもすごい熱気。
酒のにおいと、男の熱気でむせてしまいそうだ。
地区別にいくつも神輿があった。年配の人は少し小さめの神輿。
歩いて10分くらいの広場へ神輿ごと移動。ここで「島田くずし」というのをみんなみにくる。
重くて長い旗を地面すれすれまでロープで引っ張りながらさげる。
それぞれの地区の神輿の人たちが全員の力でぎりぎりまで傾ける。
こうやって倒してはダメみたい。
ユウとナナ(サチのお姉さんの子たち)も祭りが楽しかったようだ。
ぼくも少しずつ能登の行事にふれている。